【装置の特長】
1.積層ゴム構造
「高減衰積層ゴム」は、外径φ210mmで高さ335mmと細長い形状ながら、積層ゴム構造の工夫により優れた水平変形性能があります。また、製品の品質管理には、東洋ゴム工業の長年にわたる防振ゴム製造技術が活かされています。
2.ゴムの材料
ゴムの材料には、ビル用免震積層ゴムとして豊富な実績のある高減衰ゴム配合を使用しています。このゴムは、低せん断弾性係数で高い減衰定数を保有することが特徴で、特殊な配合技術により実現したものです。
3,免震性能
東急建設の3次元振動台を使用して、実際の戸建て住宅の免震建物を振動台上に構築・設置し、阪神淡路大震災で観測された地震波(神戸海洋気象台波)などによる加振実験を行い、免震建物の性能の確認をしました。その結果、免震建物内では、地震力が1/3〜1/4に低減出来ました。
4.構造
建物の下に設置する免震層は、下から順にベタ基礎、高減衰積層ゴム、鉄筋コンクリート製の架台にて構成されています。建物を支持する架台には、剛性が高く施工が容易で重量もある鉄筋コンクリートスラブを採用することにより、重心の低い安定した建物となります。また、複数の「高減衰積層ゴム」の配置の自由度が増すこととなります。また、鉄筋コンクリートスラブは耐久性も優れておりライフサイクルコストの低減化にもつながります。
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