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東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:山田豊彦)では現在、工事現場の施工状況確認のためや施工状況情報提供の一つとして、「ネットワークカメラによる施工モニタリングシステム」の導入を進めています。鉄道営業線近接工事においては、軌道内での状況確認が難しい場合が多く、また施工範囲が広範囲に亘ることからその効果が発揮され、年間数十件の工事で導入されています。
ネットワークカメラの利点はアナログカメラとは異なり、インターネットを利用することで、どこからでもカメラ映像をモニターできるようになることです。近年、カメラ性能も向上し、かつネットワーク環境がブロードバンド化されたため、より高品位な画質でのモニターが可能になりました。
東急建設ではネットワークカメラシステムを、社内のネットワーク、サーバと連携するシステム構成として構築しており、工事現場に対して安価かつ迅速に導入できる環境を整えています。東京急行電鉄の工事においても数多く採用されている実績があり、今回の東急目黒線切替工事においては、東京急行電鉄側からの推奨により導入されました。
今回は切替工事の1工区(東急建設担当)、6工区(鉄建建設担当)の2つの工区に各3台のネットワークカメラを設置して、両工区の工事指揮所をはじめ切替工事本部や他工区工事指揮所および見学席など10数箇所の拠点に30台のモニター用パソコンを用意して、工事の進捗状況を確認しました。
指揮所の中核となる切替工事本部では、20数名のスタッフがモニター用パソコンの他に各自のパソコンを利用して、6台のネットワークカメラの向きやズームを遠隔操作しながら工事状況を確認しました。また、切替工事本部については映像モニターを確実に行うため、ネットワーク回線を2回線用意した他に携帯電話によるモニターも可能にしていました。
このように工事現場から離れた作業指揮所などで工事状況をリアルタイムにモニターでき、また正確な工事情報を提供できることにより、高度な鉄道切替工事の安全・確実な実施に大きく貢献しました。
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