obi  

title
「IC ガーディング」を首都圏にて販売開始
― 非接触ICカードキーによるドアロック入退室管理システム ―
2003.01.20

東急建設株式会社

 東急建設梶i東京都渋谷区:社長 落合和雄)では新規事業の一環として、このほどドアロックおよび施設の入退室管理システム「ICガーディング」の販売を開始しました
 この「ICガーディング」はフランスのルーブル美術館をはじめ世界50ヶ国で実績があるセキュリティーシステム*注を基本に当社が日本の住宅・施設向けに改良したもので、新築のみならず既存の建物にも容易に取り付けが可能な上、他の同等システムに比べて安価で提供できることから、十分競争力があると判断したものです。
 当社では、手始めに首都圏において、デベロッパーを中心に各企業、ビルのオーナー、さらには個人住宅も対象とした販売活動を展開します。

【取り組みの背景】
 当社は、企業理念で「安心感のある快適な生活環境づくり」を事業領域と定め、今後ますます多様化する価値観に対応し、生活者にとって価値のある商品・サービスを提供していくことを基本に事業展開を行っています。
 「ICガーディング」はこのような当社の企業理念の中から生まれた商品です。情報の漏洩やピッキング犯罪などが社会問題となる中、当社では単に建物という器を提供するだけでなく、そこを利用する人々を含めた"お客様"に「安心感」を提供することも創り手としての努めであると考え、安価で効果的なセキュリティーシステムを商品化したものです。

【システムの概要】
 「ICガーディング」は、最新のIC技術を応用して開発された非接触型のカードリーダを採用したドアロックシステムです。このシステムの導入により、従来は人手を要したオフィスなどの入退室管理や重要度が異なる多数の扉を持つ病院などの鍵の管理を、簡単かつ安価に行うことができます。
 システムの基本となる部分には電波や電磁波を使ってデータの読み書きを行う電子デバイスを採用しているため、カードやアンテナなどの解錠具を直に接解させることなく情報交換が可能となります。
 「ICガーディング」ではカードリーダより磁界(5〜10cm程度)が出ており、ICコイルを埋め込んだ電子キーを近づけることにより個体情報を認識します。そのため取扱いが非常に簡単で、子供やお年寄り、体の不自由な方でも簡単に操作できます。

 鍵の機構はシリンダー錠、マグネット錠、ボルト錠の3タイプがあり、建物の用途によって最適なタイプを提案します。既存の建物への取り付けはマグネット錠またはボルト錠になりますが、これらはドアに鍵穴を必要としないため、ピッキングによる犯罪が不可能となります。

 新築の場合はカードリーダを壁に埋め込むこともできるため、見た目にもスッキリした印象を与えることができます。また、付属のバッテリーを取り付けることで、停電時も6時間のバックアップが可能です。


 
30_01

【特 長】
 @住宅のセキュリティー対策として(マンション、戸建住宅等)
  ・鍵穴がない機構を採用することによりピッキングが不可能
   ・鍵の偽造が不可能(1兆通りの識別能力)
   ・鍵の登録、抹消が簡単
   ・賃貸住宅等で入居者が代わる都度の鍵の交換が不要
   ・電子キーは「カード」「キーホルダ」「携帯電話のアンテナ」など様々なタイプの選択が可能

 A入退室管理ツールとして(オフィス、商業ビル、病院、老人ホーム、研究所、倉庫・工場、寮、図書館・公民館、ホテル等)
   ・カードキー1枚で複数扉の施解錠が可能
   ・入退室の履歴管理が容易
   ・商業ビルなどの施設内区画管理の変更が容易
   ・カレンダー機能、タイマー機能があり、特定の年月日および日時ごとに設定が可能
   ・LAN環境が整備されている施設では、入退室管理、入場規制、履歴管理等の様々なキーシステムの構築および管理が手元のパソコンで可能
   ・カードの登録枚数は最大5,000件まで可能
   ・企業の社員証としても兼用可能(カードのハイブリッド化に対応可能)
価格面では、いずれの用途においても、他の同等システムに比べて2割程度安く提供することができます。

 【実績と目標】
 昨年11月から都内および東急沿線地域において既存建物を対象に試験販売を行っていますが、12月までの2ヶ月間で8件、約2,000万円の販売実績がありました。
 平成15年(1〜12月)はマンションや施設関連で新築・既存を合わせて50件、売上高1億円を目標にしています。


【今後の展開】
 当社では、今後首都圏での販売を積極的に進めていくとともに、全国展開も視野に入れた体制づくりを行っていきます。
 また、オプションとして、窓センサーなどを自動通報装置と連動させた「ホームガーディングセット」やIPカメラによるネットワーク監視システムの構築なども検討しており、「ICガーディング」を核とした様々なセキュリティー技術の商品化を進めていく予定です。

 
30_02

*注)本システムの主装置部分はイスラエルのVISONIC社の製品で、当社はVISONIC社の日本総代理店と業務提携を交わしています。


【本件に関する問い合わせ先】

東急建設株式会社 経営企画室 井上・下原 TEL.03-5466-5005 E-mail:webmaster@tokyu-cnst.co.jp
  obi