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□予測技術 磁気シールド対策をする際には、必要なシールド性能を求めるために、実際に機器が設置される場所での磁気環境(磁気の方向や強さ、変動量など)を正しく知る必要があります。また、対策の対象となる機器についても、それぞれに磁気環境の許容レベルが異なるため、実験で確かめることが最も確実な方法です。それらのデータを総合的に判断して要求される磁気シールドレベルを設定し、シールド材の配置を決めます。 今回の共同研究では、磁気の発生源を三次元でモデル化して磁気の分布を詳細に分析する新しい技術を開発しています。これにより、発生源の形状など細かい要素を考慮した上での精度の高い予測が可能となりました。 一方、磁気の影響で障害を起こすことがある機器は、主に電子線を利用した電気・電子機器が多く、病院や研究施設、半導体工場などの特殊施設だけでなく、一般家庭にも数多く存在しています。例えばブラウン管テレビの場合は、磁気によって画像が揺れたり色むらが起きたりして見づらくなります。特に近年では大型画面テレビの需要が増加しており、従来よりも画像の乱れが目立つようになってきています。そのため、一般の住宅内でも磁気を低減させる対策が強く求められています。そこで共同研究では、最新式の大型ブラウン管テレビを使って実際に交流磁気を印加する実験を行っています(写真下)。 この実験で画像の揺れが目立つ磁気環境条件を詳細に検討した結果、ブラウン管テレビを設置する環境での磁気に関する自主基準値を10mG(ミリガウス)と設定しました。
【実 績】 現在、4件で適用調査中です。 【今後の展開】 本件に関する3社の共同研究はすでに終了していますが、各社はこの研究成果を共有し、土地やスペースの有効利用を図りたいとするデベロッパーや一般企業を対象とした営業活動に、積極的に活用していく考えです。 【本件に関する問い合わせ先】
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