緑化の対象となるボックスカルバートは長細く、また長手方向に傾斜しているため、雨水あるいは散水した水も土壌から流れ出し、保水性が悪くなることが予測されました。そこで、ボックスカルバート上をコンクリートで升目模様に区切り、プランターと同様に水下で雨水などが流れ出さない工夫をしました。また、升目は視覚的効果を考えて市松模様とし、一つおきに消音バラストをいれて防音効果を高めています。
升目の緑化部分は既存の屋上緑化と同様、下から順に排水層、客土、マルチ材*、植物となっていますが、ここでは排水層および客土に竹炭を混合し、保水性を持たせています。竹炭は保水性の向上だけでなく、水の浄化あるいは植物の生育にも効果があることが知られています。
施工規模は、全体面積 1,417u、うち緑化面積 531u、工期は5月から6月中旬の1.5ヶ月でした。
*土の表面を覆うもので、雑草を生えにくくするとともに土埃の飛散防止や保水性の向上などに効果がある |