03.6.24更新
大地震から風揺れまで、幅広い視野で<建物の揺れ>に挑みます。
当社では、建物に発生するさまざまな揺れをそれぞれの状況に合わせて適切に制御するため、免震、制振の3つの構法についてトータルな技術開発体制を整えています。大地震から高層ビルなどの風揺れまで、あらゆる建築物の揺れを効果的に制御することを通して、東急建設は、安全で快適な建築空間づくりをめざします。

従来の建物は、頑丈な構造体(柱・梁・壁)で地震の力に耐えるため、地震時の激しい揺れが避けられませんでした。この激しい揺れを防ぐのが免震構法です。

建物の揺れが極めて緩やかとなり、地震力が小さくなります。
柱のスパンを大きくするなど、間取りの自由度が向上します。
家具・什器や設備機器の破損や、外装材の損傷が防げます。
既存建物に適用することもでき、耐震性能を向上させることができます。
(免振レトロフィット)

『免震構法』は、地震の被害を著しく減少させます。

<概要>
建物下層部に免震装置を設置し(免震層)を設け、これより上部の建物本体に加わる地震力を低減させるようにしたものです。
免振構造
従来の構造

■地震を免れて建物を守る『免震構法』
大規模な構造物の被害をもたらした「兵庫県南部地震(1995年)」でも免震構法の優れた特長は実証されています。

写真:相模原機材センター事務所ビル(当社)

■建物を守る縁の下の力持ち、「積層ゴム」(左写真)とは?
免震装置は、積層ゴム(バネ機構)と変位抑制・エネルギー吸収能力をもつダンパー(減衰機構)から構成されています。現在、数種類の免震装置が開発されており、建物の規模や敷地の状況に応じて、最適な装置・システムが導入されます。
シミュレーション動画

多様なデータ収集やシミュレーションを行い、より安全かつ合理的な免震構法の研究開発に取り組んでいます。

免震装置実験 動画 Real 256k
22秒

■実績
合理的かつ経済的な免震構法により、「確かな安心」を形にしつづけています。
■相模原機材センター事務所ビル(当社)
当社機材センターの事務所ビルは、大地震発生時における建物体の安全性の確保や、人命の保護、コンピュータなどの内部設備の保護を目的として、免震構法を採用し建設しました。地震観測やコンピュータシミュレーションを通して今後の技術開発に向けたデータ収集を継続的に行っています。

(施工場所:神奈川県相模原市)

泉パークタウン
桂パークハウス東街区參番館

(施工場所:宮城県仙台市)

ユフネス吉祥寺事務

(施工場所:東京都武蔵野市)

■CLA Kerchhoff Hall
米国カリフォルニア州にて、地上6階(一部地階)の既存歴史的学校建築に免震構法を導入する工事を行っています。一階部分をジャッキアップして免震装置を設置するこの工事は(免震レトロフィット)、既存建物を震災から守る手段としても、大いに注目されているものです。
(施工場所:ロスアンゼルス)


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